2008年4月23日

オヤジの苦悩

2008年4月23日

先日、高校一年生になる長男がバスケット部に仮入部しました。進学校で勉強も大変ですが、文武両道を目指し頑張っている長男を後押ししてやらなければならないのですが・・・しかし・・・

「○○○君、バスケット部に入ったら凄く似合うよ」「いいやん♪いいやん♪カッコいいやん♪」家内やご近所の奥様連中がお喋りしてるのを聞くと、無性につらくなってくるのです。部活・進路・結婚相手等々に関しては決して口出ししてはいけない事と理解しています。また私自身「運動部であれば、何部でも大賛成!」と言ってきました。しかし胸が痛くなり涙が溢れてくるのです。自分自身の感情に驚かされました。まるで娘を嫁がせる父親のようだと・・・

以前、このブログにも書きましたが、私には3人の息子達がいます。長男は小学2年生の時、サッカーに興味を持ち地元のクラブチームに入部しましたが、自分が考えていたより面白くなかったようで、数か月で辞めてしまいました。その後、野球に興味を持ち小中の7年間打ち込んできました。私もひょんなことから指導する立場になり、毎週土日3人の息子達を引連れてグランド通いの7年間でした。暑い夏も寒い冬も・・・
ご近所の親御さんから預かった大切な子供達と息子達。語り尽くせないほどの思い出があります。楽しかったこと。苦しかったこと。つらかったこと。私は野球・ソフトボールを通じて子供達と色々な面で、深く深くかかわることが出来、すごく良かったと思っています。私にとって野球・ソフトボールは他のスポーツと比べることの出来ない、『特別なスポーツ』になっていたのです。

小学生でスポーツの楽しさを知り、中学生で勝つ喜びと負ける悔しさを知り、高校生で厳しい練習の中から一生付き合える真の友達と巡り合ってほしいと思っています。が・・・オヤジのエゴなのでしょうか。苦悩の日々が続きます・・・


2008年4月22日

気配り

2008年4月22日

FUNAICOLUMNの中に弊社スタッフに是非読んでほしい記事がありましたので抜粋して記してみます。

先日訪ねた和菓子屋さんで、帰りのタクシーを呼んでもらった時のことです。「タクシーが到着するまで少し時間が掛かりますので、店内でお待ち下さい。到着しましたら、私がお声を掛けさせていただきます。」とありがたい言葉を掛けてもらいました。「私が」の言葉にその企業の持つ素晴しさをまず感じました。

誰かがではないのです。責任の所在を明らかにすることで、お客様に安心感を与える一言です。

しばらく店内で休んでいると、まもなく「お待たせ致しました。タクシーが参りましたので」と。あいにくの雨でした。傘を差そうとすると、「傘が濡れてしまいますので、どうぞこちらの傘をつかって下さい」と傘を差しかけられ、タクシーまで送っていただいたのです。しかも、開かれたドア越しにその店員さんからドライバーに掛けられた声を、私ははっきりとキャッチしました。胸に刺さるその一言で、私はその店の虜になってしまいました。

「大切なお客様です。安全運転でよろしくお願いします。」決してその店にとって常連客ではありません。しかし、その一言は「信者客」という最高位の顧客となるのに十分な言葉でした。たった一度の、しかも偶然の利用客を虜にしてしまう一言。

気恥ずかしさもあり実行は・・・
でも、相手に対する心構えとして常に持っていたいですネ。


2008年4月11日

人に始まり人に終わる

2008年4月11日

3月から弊社のスタッフが2人増え、期待と不安が入り混じった新年度が始まりました。ご縁があって弊社で働いて下さることになったスタッフに、より長く働いていただくために一般的に従業員が会社を辞めて行く理由を考えてみました。


 ・賃金に対する不満
 ・仕事の内容に対する不満
 ・人間関係に対する不満

この中で最も多い理由は、人間関係に対する不満が溜まって辞めていくケースだと思われます。新スタッフのストレス回避と職場メンバーとの関係作り。私を含め先輩スタッフや研修担当者のしっかりしたサポートがなければ、ある日突然「相談があります・・・」となりかねません。

お客様が、ある日突然去っていく・・・この原因の9割以上が人なのです。

電話やメールでのたった1回の不誠実な対応が、長年のお得意様でさえ突然去って行ってしまうのです。社外社内に関わらず人に始まり人に終わるのです。


YESマンばかりの会社

2008年4月11日

弊社は1998年、インターネットに大きな可能性を感じネット通販事業に着手しました。同業種としては一番早くネット通販に進出しました。

私自身、俗に言う創業社長です。一般的に創業社長の経営方針や戦略・企画は他の従業員が考えた案件より数段当たる確率が高いそうです。それは創業社長が、四六時中会社のことを考え、人生の全てを賭けて会社経営に取り込んでいるからです。

もともと従業員とは温度差があり、社長から見れば従業員が努力していない無能の輩に見えるとも言われています。従業員が意見を言っても取り上げてくれることは稀です。一生懸命頑張って努力しても報われない。考えて意見・主張を持つと衝突する。衝突すると作業効率が悪くなるので外される。そのような状況下で、優秀な社員はどうするでしょう・・・会社を辞めていくのです。 

環境に適応して残った社員はYESマンばかり。YESマンは楽なのです。自分で考えなくても指図してくれるからです。気が付いた時には会社は侵され、何も動かなくなっているのです。

しかし、絶対的指導者である創業社長による独裁も必要な場合があります。創業社長にとって最も難しいサジ加減かもしれません。


皆様へ/年始の挨拶

2020年1月8日 新年あけましておめでとうございます。今年の正月休みは長かったのですが、終わってしまえばあっという間。皆様は如何過ごされましたでしょうか。 さて今年、2020年はオリンピックイヤーとなり日本経済全体が好景気のように思われますが、実のところ恩恵を受けるの...