2017年12月7日

チャレンジする心

2017年12月7日

昨日、弊社がお世話になっている会計事務所主催のセミナーがありました。内容は『今、求められるもの。~金融機関との付き合い方~』講師は30代で信金の本店営業部次長になられている方。

そのセミナーの中で、金融機関の選び方として”担当者が信頼出来る人なのかどうか?”その見極め方のコツのお話がありました。

「最近どうですか?」って話を切り出すと「ぼちぼちでんなぁ~!」で話が終わってしまいます。そうではなく「先日社長は〇〇と仰られていましたが、その後その件はどうなりましたでしょうか?」とか、「新聞に〇〇というニュースが載っていましたが、御社にどのような影響がありますか?」というように、取引先のことを真剣に考える姿勢があるかどうかが重要であると。

更にその人が今まで何をしてきたのか?そしてどんな資格を持っているのか?を尋ねてみると、その人の人となりと併せてその人の伸びしろが見えてくると。

銀行内でも自分が良いと思うことに積極的に取り組みチャレンジしている。その姿勢が見える人には重責を与えバックアップするそうです。

これは金融機関が融資を決定する際の審査基準と同じだなと感じました。

私は、人は自分にとって何が足りないのか、そして何をしたら良いのか、思考も含め大体わかっている、気付いているものだと思っています。違いはそのことに対して目を背けず、真摯にそして挑戦する気持ちを持って取り組めるかどうかだと思っています。

『真摯にチャレンジする心』その姿勢と勇気はたとえ失敗したとしても必ず次に繋がりますし、それが試され評価される風土の会社であるべきだと思っています。

日々の暮らしの中の小さなことからでも、「自分に挑戦する!」成長するためにとても大切なことだと思います。


2017年10月1日

想いを伝え続けることの大切さ

2017年10月1日

先日、DeNAの南場智子会長が朝日新聞のインタビューでこんなことを仰られていました。

「まとめサイトの問題発覚から1年が経ちましたが、改めて何を感じますか?」との質問に対して、「ビジョン、ミッションは言わずもがな、日々の運営でサイト訪問者数の話はしても、重要で当たり前なことは言葉にしなくなりズレていってしまいました。」と。

私も、経営者・リーダーとして、組織やチームを良い方向に導くためには、『想いを伝え続けることの大切さ』をとても感じています。

理念を掲げそれをアナウンスするのは勿論ですが、何が重要で何をすべきなのかそしてそのための考え方。何が足りなくて何が必要なのかそして考え方は間違っていないのか。

『想いを伝え続けることの大切さ』は仕事以外のプライベートでも当てはまり、その相手が自分にとって大切な人であればある程、必要なことだと思います。


2017年8月16日

言葉の奥にある心の声に耳を傾け聞き取る

2017年8月16日

私は採用面接時に必ずする話しがあります。

弊社のスタッフは何度も聞かされた話で聞き飽きていると思いますが・・・(^^;)ハハッ
でもとっても大切なことなのでブログに書いてみますネ♪

弊社の従業員は心優しくとても素敵なメンバーが揃っています。

彼ら彼女らに私が指導してきたことのひとつとして、「そもそも何故そうなのかをしっかりと話してあげなさい。」と伝えています。

上司が部下に対して仕事を依頼したり指導する時も、「これやってください!」と頭ごなしに命令するだけでは理解も出来ませんし、応用もききません。またモチベーション的にも下がってしまいます。

そもそも何故それをするのかをしっかりと話してあげることはとても重要なことだと思っています。

それは対同僚、対上司に対しても同様です。相手に対してどんな風に話してあげれば理解出来るのかを考える。逆に言えば相手が何を言いたいのか、その本質を理解し聞き取ろうと努める。

そのためには相手に対して愛情と興味を持って接することが大切だと思っています。「この人に対してどんな風に言ってあげればよいだろう。」「相手は私に何を伝えようとしているのだろうか。」

弊社のお客様はナースやドクター等、とても忙しい環境で働かれています。そんな環境下のお客様から問い合わせがあった時も同様です。

『お客様の言葉の奥にある心の声に耳を傾け聞き取る。』

例えばお客様から問い合わせの電話がありました。「商品番号123はどんな商品ですか?」
その問い合わせに対して、「123は〇〇メーカーの製品で、販売価格が4,200円でございます。」とだけ答えるのではなく、この商品はニット素材の商品でとても伸縮性がある。もしかしたらお客様は動きの激しいリハビリや介護の現場で着用されるのではと推測します。そして電話を掛けてきたのが女性。

商品番号123は伸縮性があるけれど布地が厚くて重たく意外と透ける。であれば、伸縮性がある商品でもっと軽くて透けにくい別の商品を薦めてあげよう!そんな風に相手に対して愛情と興味を持って接する。このお客様に対してどんな提案・対応をしてあげるのがベストなのか。

話が少しそれますが、私は小学生のソフトボールチームの指導をしています。技術的な指導や戦術的な指導もケースによっては高校生に指導するのと同じように、なぜそうするのかを説明するようにしています。

ある時、バッティングの指導で手打ちになっていて打球を遠くに飛ばせない子供がいました。

「君はバックスイングが小さくなっていてボールとの距離が取れていない。もっと手を後ろに引いてボールとの距離を取りなさい。ボールとの距離を取ることによってバットが加速され、ボールに当たる瞬間のヘッドスピードが上がり打球は遠くに飛びやすくなります。また手を後ろに引くことによって体もねじられ体全体を使った大きなスイングが出来ます。」「ただ短所としてボールとの距離が広がるために、ボールがバットに当たる確率は低くなります。」

長所と短所を説明しました。すると小学生ですが応用をきかせて、「じゃあ手と同じように足もステップを大きくすれば飛ぶのだろうか?」と試しはじめるのです。

ただ単に「バックスイング大きくせい!」と命令するだけでは、モチベーションも下がります。「なんで僕に『バックスイング大きくせい!』って言うのに〇〇ちゃんには『バックスイング小さくしなさい。』って言うんやろ・・・」と、理解が出来なくなります。

そしてスランプに陥った時の対処方法もわからないままになってしまい、面白くなくなってソフトボールを辞めてしまうことにも繋がります。

仕事と同じです。

たがが小学生ですがなぜそうなのかをしっかりと説明してあげると、目をキラキラと輝かせてソフトボール・野球の面白さを感じ取れた様子で、中学・高校と長く続けられるケースが多いのです。

お客様に対しても取引業者様に対しても、社内でも同じなのです。
人間嫌いにならず、人に愛情を持って興味を持つ。

とても大切なことだと思います。


皆様へ/年始の挨拶

2020年1月8日 新年あけましておめでとうございます。今年の正月休みは長かったのですが、終わってしまえばあっという間。皆様は如何過ごされましたでしょうか。 さて今年、2020年はオリンピックイヤーとなり日本経済全体が好景気のように思われますが、実のところ恩恵を受けるの...